映画「シンドラーのリスト」を観て

雑記

「シンドラーのリスト」とは?

スティーヴン・スピルバーグ監督作品の

「シンドラーのリスト」をご存じでしょうか?

第二次世界大戦でホロコーストが進む中

1100人以上もユダヤ人を救ったドイツ人実業家

オスカー・シンドラーの実話を基に描いた映画です。


この映画はアカデミー賞を受賞している作品でもあるので

私はかなり前から作品名だけは知っていました。


そして数年前から何度も観ているのですが

正直最初の数十分の話が全然面白いと思えなかったのと

上映時間が3時間17分というかなりの長さによって

精神的にキツくなり何度も挫折していました。

観ようと思うのですが最後まで観れなかったんです…。


そんな中やっとこの前最後まで観る事が出来ました!

時間が長いだけあってさすがに一気見は出来ませんでした。

感想としては最後は感動したのですがホロコーストを描いているので

まぁ残酷な描写が多いです…。結構なうつ映画でした。


wikipediaによるとスティーヴン・スピルバーグ監督自身も

撮影中は気が滅入ってしまったので毎日のように

知り合いに電話して笑わせてもらったんだそうです。

そりゃ気分が落ち込むわ、あれはって感じですね。


上記で記載した通りこの映画は実際にあった

第二次世界大戦中の「ホロコースト」について描かれています。

今回は「ホロコースト」ってなに?っていうことやユダヤ人迫害の

歴史について調べてみたので以下で記載していこうと思います。

ホロコーストとは?

そもそもホロコーストってなんだ?って

思ったので改めて調べました。

ホロコーストはナチス・ドイツがユダヤ人などに対して

組織的に行った大量虐殺のことを指します。


歴史の授業で教わってユダヤ人に対してかなり残酷なことをした

というのは覚えていたのですが

その行為全般を「ホロコースト」と呼ぶっていうのは忘れていました…。

授業で習った時にかなりの衝撃を受けたのを覚えています。

今回シンドラーのリストを観て

そもそもなぜホロコーストが起きてしまったのか?

その原因がなんなのか知りたくなりました。

ホロコーストが起きた原因とは

なぜナチス・ドイツは反ユダヤ主義になってしまったのでしょうか。

色々調べた結果、大きく分けて主に2つの理由があるようでした。

・宗教的要因
・経済的要因

宗教的要因について

日本ではあまり起きていないことですが

世界的に見ると宗教問題は日常茶飯事なんだそうです。

例えば世界中の会社を対象として

職場に「宗教の問題」があると回答した企業の人事担当者は

43%だったんだそうです。

調査した約半分の職場で宗教の問題が発生しているということですね。

世界的に有名なキリスト教がありますが、その起源はユダヤ教にあるんだそうです。

イエス・キリストを神として認めないユダヤ教を信仰しているユダヤ教徒は

「キリスト教を冒涜する存在」として昔よりキリスト教徒から

軽蔑されてきたんだそうです。

この歴史的な人種差別がナチス・ドイツが反ユダヤ主義になった一因のようです。

経済的要因について

世界人口のわずか0.25%ほどしかいないユダヤ人なのですが

ユダヤ系の人のノーベル賞受賞者は20%を占めていると言われており

更に富豪の上位を占めているのもユダヤ人なんだそうです。

つまりユダヤ人は能力が高いわけです。


18世紀でもヨーロッパのユダヤ人は差別の対象になっており

ゲットーという特別居住区に隔離されていたんだそうです。

が、フランス革命によりユダヤ人を解放しようという動きが起きました。

これによりユダヤ人に市民権が与えられるのですが

上記の通り能力の高いユダヤ人の一部の人は一気に経済のトップに

のしあがることが出来たようです。

これが逆にキリスト教徒から反感を買ってしまったようです。

成功するユダヤ人が面白くなかったわけですね。

この経済的な要因も反ユダヤ主義の一因のようです。

シンドラーのリストの感想

そんなユダヤ人への最大級の迫害ともいえる

ホロコーストを描いたシンドラーのリストは

人生で一度は見た方がいいと思う映画でした。

ただ、あんまり何度も見たいと思える映画ではないですね。。

同じホロコーストを描いた映画として

パッと思いつくのが「戦場のピアニスト」です。

こちらも結構なレベルのうつ映画です。

まだ観てないよって方は人生で一度は観たほうが

いいと思うのでよければこちらも併せて観てみてください。

おわりに

いやー、観終わってしんどくなる映画を久しぶりに観ました。

こういう映画ってある程度物語が進んだら

最後まで観ないと気持ち悪いんですよね。なんなんだろ。


実話を基にしているのは分かっているのと義務教育で習った歴史から

映画の結末としてユダヤ人が虐殺され切って終わるっていうが

存在しないことが分かっているからですかね。

つまりあるときにホロコーストが終わりを迎えるのが分かっているので

途中から早くいい方向に物語が進んでくれ!っていう気持ちになるんだと思いました。

いやーしんどかったー。

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