雪の降る真夜中に起こった「怖かった出来事」について

雑記

先週の出来事

数分で読み終わる簡単な話です。


1月も終わりに差し掛かった先週末、友人が家に遊びに来ていました。

一緒に飲もうって予定だったのですが雪が降ってしまったため

友人は飲まずに私だけ飲むことになったんです。


また子供の育児を終わらせてから遊ぶことにしていたため

まぁまぁ遅めの時間から遊び始めていました。

嫁さんと子供は23時頃には寝るために2階に移動していました。


で、友達が帰ったのが深夜1時過ぎぐらいでした。

なんだかんだまだ眠くならなかったので

友達が帰ってからもちょっと1階でテレビを観ていたんです。


すると定期的に2階から物音がしていることに気付きました。

「子供が寝起きして嫁さんがあやしたりしているんだろうなー、大変だなー」

ぐらいにその時は思っていました。


で深夜2時ごろ私も寝るため2階の寝室に移動しました。

するとあやしているだろうと予想していた嫁さんと子供はぐっすり眠っていたのです。


「あれ?さっきの物音は嫁さんじゃない?」って思ったのですが

「丁度今寝たのかな?」って思ってまぁいいかと私も布団に入りました。


布団に入って5分ぐらいしたところでいきなり先ほどの物音がしたんです。

1階からしているような屋根からしているようなどこからしているかよく分からなかったのですが

誰かが歩いているような?移動しているような物音です。

家の住人は全員寝室にいるので、それ以外の場所から音がするということは

誰かがいるか動物がいるか2択に絞られました。


さすがに物音が大きかったので嫁さんも起きて二人で目が合いました。

俺「誰かいるよね?」

嫁「…泥棒じゃない?」


急に怖くなってきたのですが勇気を振り絞り全ての部屋を見て回ることにしました。

2階の全ての部屋をみて回り誰もいない…

1階も全部見て回ったのですが誰もいない…


家の中には誰もいないことを確認して寝室に戻ったのですが

まだ物音はしています。


家の中には誰もいなかったのでこの音は屋根からしているということに絞られました。

まぁ屋根ならいいかとも思ったのですが、あまりにも物音がうるさいんです。

向こうの屋根に移動したと思ったら自分の真上の屋根に移動してきたり

物音が行ったり来たりしているんです。

こうなってくると気味が悪くて眠れません。

動物か何かが屋根にいることは確かなのですが何がいるのか

なんとかして正体を確かめないと寝るに寝れない感じになりました。


窓から確かめようとしたのですがさすがに屋根の上は見れないので

何がいるか分からない状態です。

もうこうなったらこっちから音を出して逃げ出すのを期待しようと思って

背伸びして天井をゴンゴン叩いたりしたのですが

全く動じる雰囲気もなく屋根をあっちに行ったりこっちに行ったり

している物音が続いています。

正体

Image by Stefan Keller from Pixabay

そんなこんなしている内に1時間ほど経ち午前3時になりました。

最終手段として一旦家の外に出てライトで屋根を照らしてみる

という作戦も思いついていたのですが、正体が分からない状態で

外に出るのが怖かったのでまだ実施できずにいました。


他の部屋からも天井を叩いてみようと寝室から出て別の部屋から叩いてみたのですが

変化はありません…。


そうこうしていたら階段のすりガラスの窓から物音の正体が見えたのです!!


窓から白い物体が落ちていくのがハッキリと見えました。

これを見た瞬間「あ、そういうことか」と思い安心しました。


この新居の屋根は一般的な家よりもちょっと勾配がキツイそうで

実際、数週間前の大雪の時もそうだったのですが

屋根から雪がひっきりなしに滑り落ちていくんです。

つまり物音は雪が屋根を滑り落ちていく際に発生していた音だったわけです。

その後も窓から屋根をずっと見ているとひっきりなしに

雪が落ちていく瞬間を目撃しました。

おわりに

ということで結果的に心霊的なものでもなく

動物的なものでもなかったのでホッとした軽い話に終わりましたが

当時はかなり怖かったです。以上おしまい…

なんだよ、おもしろくねー話だな!という

不完全燃焼の方は以下の映画を観てみたらいかがでしょうか?

実際に起きた出来事をまとめた「モキュメンタリー」映画です。
モキュメンタリーの意味?
それはフォースカインドを観終わってから調べてみてください…

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