クラッシュオブクラン・クラロワなどを作り超急速成長したSUPERCELL社とは?

雑記

クラロワ面白いですよね!

Image by talpeanu from Pixabay

どうも!私は最近までモバイルゲームに

あんまりハマっていなかったのですが

いつもゲームアプリランキングの上位をキープし続ける

クラッシュロワイヤルが気になりダウンロードしてみました。


やってみるとゲームルールがシンプル、かつ、奥が深く面白い!!


1回遊ぶのも数分で終わるためついついスキマ時間に

クラロワを開いて遊んでしまいます。


あぁー時間の無駄だー!と思ってはいるのですが

それでも遊んでしまうのでなんとも危険なゲームです 笑

そんな夢中になるゲーム:クラロワを開発した会社がSUPERCELL社です。

ゲーム起動時に必ず「SUPERCELL」という会社のロゴが表示されるので

クラロワを遊んでいる人はほぼ全員と言っていいほど会社名を覚えてしまう

のではないでしょうか。


更にSUPERCELL社はクラッシュロワイヤルと同じく人気があり

常にゲームアプリランキングの上位をキープし続ける

クラッシュオブクランというゲームも開発しています。

こんなにずっと人気が続くゲームを作っちゃうSUPERCELL社って

どれだけすごい会社なんだろう?

どういう背景でこういった人気のゲームは出来たんだろう?

というのが気になったので調べた内容を以下に記載していきます!

ではいきましょー

数字で見るSUPERCELL社のすごさ

Photo by Mick Haupt on Unsplash

どれだけSUPERCELL社がすごいのか数字でみていくと分かりやすいかと思います!

まず2013年にクラッシュ・オブ・クランとヘイ・デイというゲームの売上で

たった1日で240万ドルの収益をあげたそうです。


日本円にして安く計算しても大体2億4000万円ですよ、一日で…。


その3年後の2016年3月初めにクラッシュロワイヤルを全世界リリースしました。

この結果クラロワのダウンロード数が急増しiOSとGoogle Playの

合計収益、合計ダウンロード数の両ランキングで世界1位になった
んだそうです。

具体的な収益額は分からなかったのですが1位になっているということは

相当な利益が出ていると推測できますよね!


そんな大成功を収めたSUPERCELL社の2016年の売上高は23億1500万ドルにのぼったそうです。

日本円で2300億円以上の金額になるので、もはや意味の分からない数字ですよね。

ちなみにゲスい計算が大好きな私は

2013年の1日で240万ドルの収益をあげたっていうことなので

それを365日続けた場合いくらになるか計算してみました。

我ながらゲスいですねー!!

なんと正解は240万ドル × 365日 = 8億7600万ドルになるんです。

2016年は23億ドルの売り上げなので毎日240万ドルの収益を上げても全然届きません。

この売上のすごさ分かっていただけたでしょうか。


平均して毎日2億円以上の売り上げがあがるわけですから

個人でやっていたら一生使えないようなお金が毎日振り込まれる

っていうことになるので夢のようですね。

また2012年に開発されたクラッシュオブクランが5年後の2017年にゲームアプリの

トップセールスランキングで1位になった
んだそうです(Statista発表)

こんなにバカでかい売上をあげているのですが

もうひとつ数字としてすごいのが従業員数です。

なんとwikipediaによると従業員数は315人(2018年)なんだそうです。

めちゃくちゃ少ないですよね。


この従業員数でこの売上を上げることがどれぐらいすごいか

ちょっと計算してみましょう。

SUPERCELLの2018年売上高は約2127億円です。

それに対しトヨタの2020年度の売上高は約20兆円なんだそうです。

またトヨタの従業員数は約36万6000人。

めちゃくちゃ雑な計算ですが売上高を従業員数で割ってみると

1人当たりの売上高が出てきます。

計算した結果が以下です。

SUPERCELL→ 2100億円 ÷ 315人 = 5億7千万円 / 1人

トヨタ→ 20兆円 ÷ 36万6千人 = 5400万円 / 1人

なんとSUPERCELL社の従業員は一人で5億円も稼いでいることになり

かつ、それは日本で一番稼いでいるであろうトヨタの従業員の10倍以上も

稼いでいるという結果になりました。

数字で見ると色々すごいことが分かってきますね。

SUPERCELLってどんな会社?

では続いてSUPERCELL社ってどんな会社?っていう部分について記載していきます。

SUPERCELLは2010年に創業されました。

創業者はイルッカ・パーナネンとミッコ・コディソヤのお二人なんだそう。


SUPERCELLの公式サイト ABOUT USに企業理念が記載されています。

About Us × Supercell
Read how our story began and find out about the way we work.


企業理念っていうと難しいイメージを持つかもしれませんが

SUPERCELLの企業理念はゲーム開発者にとって結構素晴らしい

感じだったのでそちらを記載していきます。

企業理念1:最高のチームが最高のゲームを作る

プロのスポーツチームを作るようにゲーム会社の人員を編成したら

最高のゲームが出来るんじゃないのか?という信念のもと従業員を選んでいるそうです。

サッカーや野球のプロチームも選手として能力の高い人を自分のチームに入れたいのと同じく

ゲーム会社でもどんな企業でも能力の高い人を雇いたいのは経営者としては当然のことでしょう。

ただここで注目すべきは「プロのスポーツチームを作る」という部分です。

プレイヤーが自分の能力を最大限発揮できるように引き出してあげるのが

プロのスポーツチームですよね。これをしたいんだそうです。

つまりゲーム開発に直接関係ない事務作業や政治的な作業については

違う人が対応してゲームを作る人はゲームを作ることに最大限集中させて

あげる環境を作る
と言っています。

官僚主義、つまり新しいことを嫌い昔からの習慣を大事にするような風潮は

最大限排除し、ゲームを開発する人の邪魔をするものは何もないという

ゲーム開発者にとって最高の環境を用意するというのが信念なんだそう。

企業理念2:独立した小さなチームで開発する

一番品質の高い仕事が出来るのは全てのメンバーが仕事に情熱をもった

「小さなチーム」であるということだそうです。


大抵チームが大きくなると事務作業、官僚制度、政治が発生してしまい

仕事が楽しくなくなってしまいます。

だから小さなチームでゲームを作るんだそうです。


そしてそれぞれのチームで作ったゲームはそれぞれのチームでしか

開発・運用されずチーム同士は完全に独立しているそうです。

ということで完全に独立したチームでゲームが開発されお互いのチームは

干渉されないということなので同じ会社なのに全然違うルールでゲーム開発が

行われているようですね。


SUPERCELL社ではチームのことを”CELLS”と呼んでいるそうです。

CELLを日本語に訳すと「細胞」という意味になります。

SUPERCELL社はそんな素晴らしい細胞(=チーム)が集まった会社という意味なんでしょう!
多分…。多分ね、自信ないけど…。

企業理念3:何年も遊べるゲームを作る

SUPERCELLの人たちは「World of Warcraft」というゲームが大好きなんだそうです。



World of Warcraftは数週間、数か月遊んだら飽きるようなゲームではなく

何年も楽しく遊べるゲームであり、SUPERCELLも

そんなゲームを作りたい!というのが信念だそうです。

これは確かにゲーム開発者としては頷けますよね。

自分が作ったゲームを何年も遊んでくれたらそれは確かにうれしいです。

…以上が企業理念でした!

どうでしたでしょうか。私はこれを読んで色々と頷ける箇所がありました。

企業理念を一言でまとめると「めちゃくちゃ面白くて長く遊べるゲームを作る!」

ってことですよね、雑なまとめ方ですが… 笑

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回はSUPERCELL社について記載していきました。


最初は18畳の部屋に6つの中古の机を置いたところでの開発から始まったそうですが

そんな小さな会社が何千億も売上をあげてしまうすごい会社に急成長したんですから驚きですよね。


私はそんな夢のある話を聞くとちょっとゲーム開発のやる気が

上がるんでこういった成功体験は好きです。

私も1人で五億ほど稼ぐような人間になれるように頑張ります!! 笑

タイトルとURLをコピーしました