今回初めてUnityで作ったアプリをGooglePlay上に
公開するため申請作業を進めております。
経験者の方はご存じかと思われますが、まぁこれが一筋縄ではいかない…
よくよく考えてみるとgoogle playとしては変なアプリを公開されたら困るわけで、
そうさせないように色々な申請が必要になっているのが現状です。
ここらへんについて面倒だった部分を記載していこうと思います。
全体像について
まず初めに今回行った一通りの作業としては以下の4点です。
1.Unity上でゲームを作成する
2.Admobで広告をゲームに実装する
3.GooglePlayConsole(https://developer.android.com/distribute/console?hl=ja)へ登録(25ドルを支払う)
4.公開するアプリを作成(申請)する ←現在ココ
1.が終わった時点で達成感に満たされており、僕も個人開発者の仲間入りだ!
と意気揚々と、鼻息も普段より荒くなっていました。
しかし「google playにアプリを公開すること」をゴールとすると
実際には1.の完了後もやることはまだまだあったんです。
2.以降の作業を「初めて」行った人間からすると
実際の作業量は当初想定していた作業量の数倍以上でした。
やることが多い…しかも、一つ一つが重要です。
ちょちょっと申請なんか終わらせてアプリ公開しようぜ!って軽く考えて
いたのですが天下のgoogle様に軽く跳ね返されてしまいました。
大体の作業としては内容を読んで質問を答えるようなものが多いんですが
中にはそう簡単にいかないものもあります。
大きく分けると以下の2点が僕にはしんどかったです。
1.アイコンの作成
2.プライバシーポリシーの作成
(Admobの実装も色々大変だったんですが)
今回は上記2点について記載していこうと思います。
Admob広告を貼り付ける
前提:広告ユニットの作成まで終わったとします。
出来たらAdmob公式(Unity版)を参考にして
Mobile Adsの初期化までやりましょう
大体公式の説明って分かりにくいのですが
正直Admobについては公式みるのが一番分かりやすいです。
本当に過不足なく説明していてよかったです。
初期化が出来ればあとはそれぞれの広告の貼り方を参照します。
とりあえず私がよく使う以下のリンクを貼っておきます。
バナー
インタースティシャル
署名付きaabファイルの作成
google play consoleにゲームを公開するには署名付きaabファイルを作成しないといけないです。
ここについては
android用アプリの署名 署名付きapkファイルの作り方について解説[Unity]
を参照してください。
スマホ用アイコンの作成方法について
当然ですけどアイコンも自作しないとなんですよね。
とりあえずお金ないので無料版一択です。
となると以下がいいようです。
image asset studio
image asset studioはandroid studioにあるツールのようです。
android studio自体が無料なので
image asset studioも無料で使用できます。
Android Studioを起動し新規プロジェクトを作成します。
プロジェクト上で右クリック→New→Image Asset
をクリックすると起動します。
すると次のような画面になります。
色々あって覚えるのめんどくさいので最低限次の2つだけ設定すればいいです。
・Foreground Layer
・Background Layer
どちらもソースとなる画像を選択します。
Source AssetのPathからアイコンの対象となる画像を選択しましょう。
選択し終わったらNextで次にいきましょう
すると以下の画面に切り替わります。ここでは何も考えずFinishでいいと思います。
すると私の場合は以下にpngファイルが作成されました。
これでとりあえずアイコンの画像は完成です!
プライバシーポリシー
これが最大の強敵でした。
アプリを公開するにはプライバシーポリシーの記載が必須だそうです。
マジかよ…法人のみじゃないのかよ
※以下記載している内容などを調べた後で分かったのですが「13歳未満」が対象となる場合はプライバシーポリシーが必須のようです。
13歳以上が対象の場合はあった方がいいけど無くても許してあげるって感じみたいです。
ということでとりあえず対象年齢を13歳以上としてプライバシーポリシーの記載はスキップしました。
↓以下せっかく調べたので自分用に内容を記載します。
公開しようとしているアプリは個人情報収集してないよ?って
思ったんですがadmobが個人情報収集しているんです。
しかも、よくよく調べてみると「アプリをダウンロードした」ってこと自体が個人情報になりえる?ようにも思えます。(間違っていたらごめんなさい)
やることとしては以下3点ですかね。
1.プライバシーポリシーを作成する
2.インターネット上にプライバシーポリシーを閲覧できるようにする
3.アプリ内からプライバシーポリシーを閲覧できるようにする
3.についてはアプリで独自に作成するというよりは2.のリンクを貼るでも
いいみたいです。
以下が参考にさせて頂いたURLです。
https://backport.net/blog/2018/09/22/google_play_privacy_policy/
https://topcourt-law.com/terms_of_service/privacy-policy-for-app
プライバシーポリシーのひな型を作成してくれるサイトもありました。
プライバシーポリシージェネレーター
https://app-privacy-policy-generator.firebaseapp.com/
とりあえず以上です。
本来ならアイコンもかっこいいのにしたいしスクリーンショットもかっこいいのにしたいしプライバシーポリシーも書いてちゃんとしたい!
が、ここまでやることが多いとなりふり構ってらんないですね。
とりあえず「公開」を最優先にやっていこうと思います。
質の向上はそのあとです。
2020/7/9 追記
Google Playに公開することが出来ました!
年齢制限を13歳以上とすることによりプライバシーポリシーの記載も必須ではなくなったので問題ありませんでした。
が、統計を見る限り僕しかインストールしていません(笑)
分かっていたことではありますが、現実の厳しさをまざまざと感じています!
第二弾に向けて精進あるのみ。