こんな暗い世の中だからこそ…「Darkest Hour」アカデミー賞受賞作品をオススメ!

雑記

ウィンストン・チャーチルって映画知ってますか?

ウィンストン・チャーチルは第二次世界大戦中の1940年5月にイギリスの首相となった人物です。
戦時内閣の首相となりイギリスを第二次世界大戦の勝利へと導いた実話を元に映画化したのが
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」なんです。

そしてこの英語版タイトルが「Darkest Hour」です。
日本語に直すと「最も暗い時間」になります。

日本語版タイトルの明るい感じに比べるとものすごい暗い印象を受けますよね。

それもそのはずで映画の導入部分をほんのちょっぴりだけネタバレすると
この映画はイギリスからフランスへ進出した全てのイギリス兵がドイツ兵に敗れ
ダンケルクというフランス最北端の海岸へ撤退するところから始まるんです。

ちょっと道外れ ダンケルクについて

ちなみに知っている方も多いかと思いますが
このダンケルクのイギリス兵撤退のお話については
有名なクリストファー・ノーラン監督の2017年作品「ダンケルク」
で詳しく描かれています。

ちなみにクリストファー・ノーラン監督はCGを使うことを
嫌うので有名な方で、ほとんどCGを使わずに映画を撮影しています。

ダンケルクの戦艦や戦闘機も実物を使っているようなので
興味がある方はそちらも見てみてください。

チャーチルは失敗続きだった

意外にも首相になるまでチャーチルは失敗続きだったようで
特に第一次世界大戦時にはダーダネルス戦役でチャーチルの大隊は戦死者を多く出し過ぎてしまい
主要な会戦に参加することなく大隊指揮官から解任されてしまっています。

また1922年11月、1923年11月、1924年3月に行われた選挙に
出馬しているのですがなんと3回とも全て落選し議員を失職しています。

この間は執筆で生計を立てていたようです。
その後政治家として復帰したのは1925年のことでした。

そして1939年9月2日にイギリスはドイツに宣戦布告します。
第二次世界大戦の開戦です。

第二次世界大戦中、チャーチルはノルウェーに英仏軍を上陸させますが
ことごとく粉砕されてしまったそうです。

ダーダネルス戦役以来の大惨敗になってしまいました。

そんな失敗続きのチャーチルだからこそ
戦況の悪い時期に首相として任命されたんですね。

つまり貧乏くじを引いたんです。

こうして1940年5月10日第1次チャーチル内閣が発足します。

全イギリス兵が撤退中という最悪の状況からのスタートです。

ドイツと和平交渉するのか?徹底抗戦をするのか?

チャーチルは難しい選択を迫られます…。

以降どうなったかは実際に映画をみてお確かめください!

私はこの映画が結構好きで2,3回観なおしています。

どん底の状況をなんとかしようとしているチャーチルに勇気をもらえるんですよね。

また最後は結構感動しますよ…。

今コロナ禍によって苦しい生活を迫られている人も多いかと思いますが
たまにはこんな映画を見て元気つけるのもいかがでしょうか。

最後にウィンストン・チャーチルの名言です。
「成功も失敗も終わりではない。肝心なのは続ける勇気だ」

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