ポケモン知らない人なんていない?
誰もが知っているであろうゲームである
「ポケモン」
このゲーム知らないって人は多分いないと思いますが
最近ポケモンのすごさを改めて認識したのでこちらにまとめようと思います。
まずは以下をご覧ください。
こちらはwikipediaに載っているミリオンセラーを売り上げたゲームソフトの売上ランキングです。
1位は2020年発売の「あつまれ どうぶつの森」で919万本。
これはこれで発売して1年ぐらいしか経っていないのに
既に売上第1位になっているってすごいですよね。
しかし本題はそこからです。
第2位 ポケットモンスター赤・緑 822万本
第3位ポケットモンスター金・銀 730万本
2位と3位がポケモンなんです。
私はドンピシャでポケモン赤・緑をやった世代なので分かるのですが
まぁほとんどの友達がこのゲーム持っていました。
むしろ持ってない人を探す方が難しいぐらいです。
正直私はお恥ずかしながら赤・緑しかやったことないのですが
金・銀も当時人気だったのは覚えています。
更に驚きは以下にポケモンがランクインしていることです。
ミリオンセラー第6位 ポケットモンスターダイヤモンド・パール
ミリオンセラー第7位 ポケットモンスターブラック・ホワイト
ミリオンセラー第8位 ポケットモンスタールビー・サファイヤ
ミリオンセラー第13位 ポケットモンスターソード・シールド
ミリオンセラー第18位 ポケットモンスターX・Y
ミリオンセラー第27位 ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
ミリオンセラー第30位 ポケットモンスターサン・ムーン
ミリオンセラー第40位 ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア
ミリオンセラー第45位 ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン
ミリオンセラー第47位 ポケットモンスターピカチュウ
ミリオンセラー第50位 ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
これだけミリオンセラーになっているってやばいですね…。
もはや基本的に世に出せばミリオンセラー確定みたいなゲームになっています。
何がそこまで人を惹きつけるのか?
ポケモンの魅力について考えてみたいと思います。
ではいきましょ!
ポケモンの魅力とは
ポケモンの基本概念は一貫しています。
それが「収集・育成・対戦・交換」です。
今一度考えてみるとこの4要素を全て入れたら面白いに決まってますよね 笑
収集に関して
そもそも男の子は何かを集めるということが大好きです。
それが表れているのが「ビックリマンチョコ」とか
「仮面ライダースナック」などですね。
言っちゃえばただのお菓子なのにカードを入れることによって
男の子はなぜか買いたくなっちゃうんです。
しかもこのカードって正直なんの意味もないんですよね
持ってたところで何にも起きないというか 笑
それなのに男の子って光るカードとかレアっぽいカードが
出るとテンション上がるんです。
なんでなんでしょうね、不思議なんですけどテンション上がるんですよね
育成について
「たまごっち」「デジモン」などが空前の大ヒットを記録したように
何かを育成するというのは誰もが楽しいと思える要素のようです。
収集は男の子限定だったかもしれないのですが
「たまごっち」は女子高生に人気が出たように
育成は性別関係なく楽しめる要素であって
いいモノが出来れば爆発的な人気が出る要素になりますね。
対戦
もうこれは言うまでもないですが
やはり対戦は熱くなっちゃいますし基本的に楽しいです。
また収集したものでバトルするというのも楽しいですよね。
ゲームがなかったころは友達とザリガニを戦わせたりしていたので
自分で捕まえたものがどれだけ強いのかって皆証明したい気持ちがあるんでしょう。
交換
交換も楽しい要素ですね。
自分にとってはあまり必要ないものでも
相手にとっては必要だったりして
自分の欲しいものを得るために交渉するというのは
なんか楽しいものです。
またいいように考えると社会人としての
交渉のスキルも身に着けることができますよね。
ポケモンが出来るまで
そんな「収集・育成・対戦・交換」を盛り込んだ
ポケモンの生みの親である田尻智さんは
最初ゲームボーイの通信機能に着目していたそうです。
通信機能ってなに?って人も多いかと思いますので説明すると
当時はBlueToothなんてものもなくゲームボーイでインターネットに
繋ぐなんてことも出来ませんでした。
そんな中で発売されたのがゲームボーイの通信機能です。
これはゲームボーイとゲームボーイをUSBみたいなもので繋ぐケーブルで
繋いだゲームボーイ同士が対戦できるようなものでした。
が、ぶっちゃけ当時通信機能は全然流行ってませんでした。
理由としてそもそも同じソフトを持っていないと対戦できないので
なかなか対戦相手を見つけるのが難しかったんですよね。
同じソフトをもっている友達があまりいないっていう…。
そんな背景もある中で田尻智さんは通信機能を使って
「交換する」というコンセプトのゲームを思いつきます。
それがポケモンでした。
このポケモンの目的は「ポケモン図鑑」を完成させることですが
当初の考えではポケモンのソフト1つ毎に出現するポケモンが限られていて
全てのポケモンを集めるには必ず通信してポケモンを交換する必要が
あるような設計だったのです。
しかしソフトそれぞれで出現するポケモンを変えるというのは
あまりにもソフト設計が複雑になったため断念せざるをえませんでした。
そこで赤・緑という2種類に分けて発売する方向に固まったそうです。
ポケモン発売当時はゲームボーイが成熟期に入っており新しいゲームボーイ用の
ソフトもあまり発売されていなかったようです。
そのためほとんど宣伝もされず年末商戦に売り出すこともせず
静かに発売されたようなのですが、その面白さが徐々に口コミで広がり
爆発的ヒットに繋がりました。
2020年までは国内ミリオンセラーのトップだったので
どれほどヒットしたかは言うまでもありませんね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ポケモンはゲームのみでなく映画やアニメなどの関連市場を含めると
売上は数兆円にもなるそうです。
また当初は国内だけでヒットしていたポケモンは
海外でも爆発的な人気を集めています。
むしろ今では国内の売上より海外の売上の比率の方が高いんだそう。
赤・緑しか知らなかったおじさんからすると
ここまでポケモンが大きくなっていたとは思いもしませんでした…。