5Gで世界が変わる!移動通信システムの進化と技術の進化について

雑記

5Gで世界がどう変わるのか!?

どうも!最近5GのCMをやっていたりしますよね。

5Gで何が変わるの?っていうのがあんまり説明されていなくて

分からなかったりしませんか?

私は最近まで全然わかりませんでした。

でもなんなのかちょっと気になっていたんです。

そこで5Gによって世界がどう変わっていくのかをここで推測してみようと思います!

結論から言うと5Gはスマホだけでなく全ての電気製品に関連する技術です。

そもそもの移動通信システムの歴史もここでまとめていきます!

ではいきましょー!

移動通信システムとは?

Image by Gerd Altmann from Pixabay

まず「5G」ってどういう意味なんだ?っていうところからなのですが

5 Generationの略で5Gです。

Generationを日本語に訳すと「世代」という意味になるので

「5世代」ということになります。

何に対しての5世代目なのかというと「移動通信システム」の5世代目なんですね。

じゃぁ移動通信システムって何なんだっていうと

これはいわゆる「携帯電話」と捉えると分かりやすいです。

歴史を見ていくと移動通信システムがなんなのかわかります。

1G = 携帯電話の誕生

Photo by Mike Meyers on Unsplash

1世代目は何かというとアナログ無線通信です。

これってつまり携帯電話で出来る電話機能ですね。

日本に初めて携帯電話が登場したのは1970年のことなんだそうです。

かれこれもう50年も前に携帯電話は存在していたんですって!

大阪万博博覧会の「電話通信館」で展示された「ワイヤレス電話機」が

携帯電話の初期の姿なんだとか。


最初は博覧会で見るほど珍しい物体だった訳ですから今となっては考えられませんね!

そしてその7年後の1979年に「自動車電話」というサービスが開始されました。

つまり車に電話が組み込まれているってことです。

消防車や警察車両などはこの機能を使っていたんだそうです。

更にそこから6年後(博覧会から15年後)である1985年にやっと「ショルダーホン」が登場します。

機能としては携帯で電話が出来るので問題なかったのですが重いしデカいしで

使いにくかったそうですね。

その後携帯電話は小型化・軽量化することに焦点を当てて進化していきました。

ここまでが1Gです。音声のみ無線でやりとりできるというのが1Gということですね。

2G = メール機能・インターネット機能を追加

1993年に第2世代移動通信システムが登場します。

今まで音声のみしかやりとりできなかったところを

文字や情報もやりとりできるようになりました。


これにより携帯電話にメール機能が加わり簡単な

インターネット検索ができるようになりました。


とはいえ通信量が少ないためメールは文字数制限があり

インターネットも文字や粗い画像しか表示できませんでした。

でもメールが出来るっていうのは当時では画期的ですしたよね!

好きな子とドキドキしながらメールしてたのがいい記憶です 笑

というか女子からメールが来るだけでドキドキしてたのを覚えていますね。

大体フラれましたけど…

3G = iPhone

Image by Jan Vašek from Pixabay

1990年代に携帯電話は小型化・軽量化がほぼ限界まで出来るようになりました。

ポケットに入る大きさになった訳ですからこれ以上小型化しても逆に使いにくくなりますよね。

そこで次は通信量をどんどん増やしていく方向に進化していきます。

その初期が3Gです。


2Gでは文字ぐらいしかやりとりできなかったところを3Gでは大幅に通信量が増えて

普通にインターネットが閲覧できたり動画もインターネット経由で再生できるようになりました。

それまでネットサーフィンをしようとするならパソコンが必要で更に家にネット回線を引き込む

必要があったのに3G以降では携帯電話だけあれば

ネットサーフィンできるようになってしまったんです。

3Gの機能を搭載した携帯電話のことをスマートフォンと呼ぶようになりました。


ここから世界が一変します。


2007年1月9日にiPhoneが発表されました。

電話が出来て、メールも出来て、何千曲も音楽が保存できて、ネットサーフィンも出来て

ゲームも保存できてそれ以外のアプリも保存できる、しかもポケットに入る大きさという

夢のような機械です。

同様にandroidも発表され今までの携帯電話からスマートフォンに移行する人が爆発的に増えました。

本当にこの2007年ごろから周りの人も自分もスマートフォンにどんどん乗り換えていきましたね。

4G 更に大容量での通信が可能に

Image by Pete Linforth from Pixabay

2010年ごろから3Gよりも更に高速で大容量の通信を実現した4Gが登場しました。

50Mbps~1Gbps程度の通信が可能なんだそうです。

これは最大で1GBを1秒で通信することができるということになりますので

もはや映画も携帯で見ることが可能になりビデオ電話、大容量のファイルを

ダウンロード・アップロードすることも可能になりました。

そして無線LAN接続、Bluetooth接続が可能になりました。

こうなってくると携帯でサイバー空間で出来ないことは

ないんじゃないかというくらいなんでもできるようになりましたね。

5G IoT時代へ

ついに来ました5Gです。

5Gは4Gに比べ通信速度は20倍、遅延は10分の1、同時接続数は10倍になるんだそうです。

つまりめちゃくちゃ大容量通信をほぼ遅延せずにできちゃうのが5Gです。

しかも多数のデバイスが1つの基地局に同時接続可能になるというわけですね。すげー!


4Gまでは携帯電話に関わる技術って感じでしたが

5Gは携帯電話以外の全てのモノに対して関係ある技術なんです。

5Gによって何が出来るのかというと代表例が遠隔操作です。

たとえば遅延が4Gの10分の1になることにより遠隔で車を操作しても大丈夫なレベルなんです。

遠隔操作中に車の前に急に人が飛び出してきたとしても遠隔で急ブレーキすれば

全然対応できるぐらい遅延しないそうです。

これにより様々なことが遠隔で処理することが可能になります。

手術や建機の操作も遠隔で出来ますしなんなら会社にいく必要がなくなるかもしれませんね。

遠隔操作できるヒューマノイドロボットが開発されて低コストで購入できるようになれば

それを自宅から遠隔操作して仕事をするということも出来そうですね。

全てのモノがインターネットにつながることによって様々なことが可能になるわけです。

これがつまりIoT(Internet of Things)です。


こういったことが実現できる世界がすぐそこまできています。

IoT時代2020年代はIoT時代となること間違いなしですね!

エッジコンピューティング

低遅延をどうやって実現しているのかというと

エッジコンピューティングという技術により実現しているんだそうです。


ちょっとここも調べたので簡単にまとめようと思います。


世界で一番速いのは光ですよね。

通信は光の速さで実現しているのですが、とはいえ光はそれ以上スピードは上げられません。

今までの通信の仕組みはスマホからインターネットを通じてデータセンタというところに

接続しにいっているんだそうです。


つまりスマホとデータセンタの距離が遠ければ遠いほどその分だけ遅延します。

大体これが10ms(ミリ秒)ほどなんだそうです。

ではその10分の1の1msにするにはどうすればいいのか?です。


光以上の速度を出すことは現時点で不可能ですので通信の速度を上げることはできません。

ということで出来ることはひとつです。

データセンタとスマホの距離を縮めるんです。


エッジサーバーというものを色々な場所に置いて

スマホは一番近いエッジサーバーと通信するんです。

これが低遅延の仕組みです。


つまりエッジサーバーが日本中に配備されないと低遅延は実現できないという訳です。

今5Gを使えるエリアがそんなに無いのはそのためなんでしょう。多分…

おわりに

スマホの次となる技術革新がまた起きようとしています。

5Gによりどんなものが誕生してくるのか楽しみですね。

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