スターウォーズが出来上がるまでの100年余りを振り返る!

雑記

スターウォーズの世界観に迫る

1977年5月25日にアメリカで


スター・ウォーズ エピソードⅣ 新たなる希望

が公開されました。



スターウォーズは全米興行収入1億2700万ドルというものすごい記録をたたき出しています。

また初公開から既に44年ほど経過しているにも関わらず

現在でも新作が公開されていますよね。


何十年も映画界に影響を与え続けているスターウォーズを作ったのが

かの有名なジョージ・ルーカスです。


皆さんそうかもしれませんが私はスターウォーズの世界観が

独特すぎて初めて観たときビックリしました。


あんなに色々な種類の知的生命体が当たり前のように登場して

宇宙規模の戦いが行われるという構造がすごかったです。

小学校3年生ぐらいに初めて観たのですが本当に遠くの宇宙には

スターウォーズに出てくるような生き物がいるんだろうなと思っていたくらいです。
(本当の本当にいるのかもしれませんが!)

あまりにも壮大すぎたためジョージ・ルーカスがスターウォーズの企画を

映画会社に持ち込んだ時は映画会社の担当の人は

どんな映画かさっぱり分からなかったそうです
。まぁ担当者の気持ちも分からなくないですね 笑


そんな独特の世界観をもったジョージ・ルーカスすげー!って

思っているのですが、よくよく考えたらジョージ・ルーカスも

誰かの影響を受けているはずだと思ったんです。

これまでも色々な偉人の歴史を見てきたのですが

大体が誰かの影響を受けて何か事業を成功しています。

逆に誰の力も借りずにあのスターウォーズの世界観は作り出せないだろうとも思った訳です!

ということでスターウォーズを作ったジョージ・ルーカスに

影響を与えた人物や作品は一体なんなのか?


ここらへんを掘り下げていこうと思います!

今回の概要

Photo by KAL VISUALS on Unsplash

先に今回の結論ともいえる概要をお伝えしましょう。

今回は2人の偉人を紹介します。

それが以下です。

・レイ・ハリーハウゼン

・ウィリス・オブライエン



その二人誰ですか?って思うかもしれません。

私もそうです。このお二方全然知りませんでした。

今回登場する3人の生年月日を入れるとちょっとは関係性が分かるかもしれません。


ジョージ・ルーカス(1944年5月14日 – )

レイ・ハリーハウゼン(1920年6月29日 – 2013年5月7日)

ウィリス・オブライエン(1886年3月2日 – 1962年11月8日)


分かりましたでしょうか?

ジョージ・ルーカスは

子供のころからレイ・ハリーハウゼンの影響を

受けてきた、ハウゼンなくして「スターウォーズ」は生まれなかった


と語っているそうです。


つまりジョージ・ルーカスはレイ・ハリーハウゼンに影響を受けたということです。


大体はここで終わると思うのですが今回はもう一段階掘り下げてみます。

つまりレイ・ハリーハウゼンは誰の影響を受けていたのか?です。

それがウィリス・オブライエンというわけです。


どんな凄いものも最初はものすごく小さいものだったりします。

小さなことから初めてちょっとづつ肉付けをしていって

結果的にものすごい大きなものが出来るってわけです。

めっちゃ抽象的に話していますが… 笑

つまりスターウォーズも何かをどんどん肉付けしていった結果の

集大成であると考えることが出来る訳です!

その「何か」が一体なんなのか?を各人物の紹介と共に

以下で記載していこうと思います。

ウィリス・オブライエン(1886年3月2日 – 1962年11月8日)

Photo by Ahmet Sali on Unsplash

ウィリス・オブライエンはストップモーション・アニメーションの

先駆者として有名な特殊効果クリエイターです。

なんとなくわかっているかと思いますが

ストップモーション・アニメーションとは

静止している物体を1コマ毎撮影して、少しづつ動かしながら撮影することで

動画として再生したときにあたかもその物体が動いているかのように

見せる撮影技術です。


この技術で製作されたウィリス・オブライエンの代表作品は

1925年公開の「ロスト・ワールド」や

1933年公開の「キングコング」です。



キングコングは白黒映画ですが結構有名ですので

テレビとかで切り抜きの映像を見た人も多いんではないでしょうか。

女性を握りしめて塔の上に登るあのシーンですね。


この作品を見た多くの子供がクリエイターへの道を目指したとのことです。

ウィリス・オブライエンは博物館で展示された恐竜の骨格をみたことで恐竜に興味を持ち

アーサー・コナン・ドイルのSF小説「失われた世界」を読んだことから

自主製作で映像作品を撮り始めたそうです。

ウィリス・オブライエンは弟子を取らない主義だったようですが

唯一レイ・ハリーハウゼンだけ弟子を取ったようです。

レイ・ハリーハウゼン(1920年6月29日 – 2013年5月7日)

Image by Michael Seibt from Pixabay

レイ・ハリーハウゼンは特撮映画監督でありストップモーション・アニメーターでもあります。

1933年公開「キングコング」を観てウィリス・オブライエンに影響され

ストップモーション・アニメーション映画の製作を携わることを志すようになります。

レイ・ハリーハウゼンもウィリス・オブライエン同様

自主制作でストップモーション映像を作り始めます。

1949年にアシスタント・アニメーターとして雇われ「猿人ジョー・ヤング」の製作に

参加しウィリス・オブライエンからアニメーション製作の大部分を任されたとのことです。

また1953年に製作された「原子怪獣現る」では特撮部分を全面的に担当したそうです。

この映画は水爆実験でよみがえった怪獣がニューヨークを破壊するという内容で

日本の「ゴジラ」にも影響を与えたのだそう。

初期の頃は恐竜や巨大化したタコなど現実に存在した・しそうな怪物の撮影を

行っているのですが1958年の「シンバッド七回目の航海」という作品の中では

1つ目巨人のサイクロプス、双頭の巨大鷲のロック鳥、ドラゴンなど様々な怪物が

登場するようです。


つまりこの世に全く存在しない怪物を映像上で表現することに成功したわけですね。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ウィリス・オブライエンが初めて

ストップモーションで映像上に

恐竜や巨大猿を登場させ

レイ・ハリーハウゼンが更に実際に存在しない複数の怪物を

映像上に登場させ

更にジョージ・ルーカスがとんでもない量の未知の知的生物

をスターウォーズで登場させたってわけです。

元をたどると一番最初は恐竜を映像上に登場させるというところから始まったわけですね。

タイトルとURLをコピーしました